恩は、

着せるものではなく

着るもの

 

 

初一念

人は、必ず死ぬもの

死に向かって生きている

それだけがはっきりとわかっている。

 

その他のことは、

何一つわからない。

 

なればこそ

「 迷うな 」

 

男が思い惑い

迷いぬいて、ふらふらと何度でも

自分の初一念を我から覆す今の世の中。

 

世のため人のため

世界平和と口にしても

最後に口にするのは自己の欲

 

初一念とは

事に臨んで一瞬のうちに決意をかためること。

その一瞬に、決意した者の人格が具現化される。

 

口に出さずとも

男、修行者、人の上にある者にとって

この初一念ほど大切なものはない。

 

何のために生きるか、生きたいか

自分の使命は

世界平和、無欲と言いながら

最後の最後に自己の欲、お金への執着

を口にして死ぬ

哀れである

家族が認知症

 

よく聞く話、そして実際によくある話

 

最近まで優しかった親が

ある日突然

怒りっぽくなった

今までの趣味に興味を示さなくなった

お金に執着するようになった

物やお金を人に取られたと思い込む

実はそれ認知症の疑いがあります。

 

更に

今まで同居している家族に対して

たまに来る親族が、

それを鵜吞みにして、または利用して

弁護士を立てて生前分与や財産争いへと

まさに骨肉の争い!!に発展する。

 

でもよくよく調べてみると

たまに来る親族の子供の進学時期だったり

離婚問題を抱えていたりする

また、意外にそもそも認知症の親に財産がなかったりする

揉めるだけ損のケースもあり

人間のあさましさ、卑しさ、みじめさを感じる

 

普段と違う言動、行動が目立ってきたら

認知症を疑って早めに医療機関に相談してみてください。